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日本ってどんな国でどんな事考えるのか。世界の常識と日本の常識の差は何なのか。“過去”を知ることで“今”が説明でき、“未来”の展望へとつながります。

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言霊について

何の業界でも、国内なら問題にならない契約が、
海外では往々にしてトラブルになります。

不動産の賃借や売買の契約書にしても、せいぜい数頁です。

細かいことについては、
「双方の誠意をもって云々」とかいうタッチの一文に尽きます。

ところが、海外では考えられる全てのケースを明記します。

ここにコトダマも左右しています。

マイナス要因の活字は、
そのまま事象を呼び込むことになるからです。

契約書は、もしこうだったら、もしこうなったら、
こんな条件でこうする・・っていちいち列挙するのです。

そこには、不吉なこともすべてビジネスライクに記述するのです。

保険の約款はものすごい内容です。

保証の額が小さくても頁数はかさみます。

指がちぎれた場合とか、不吉なケースの列挙だらけ。

この先、あらゆる契約書などは海外の常識に
全て取って替わることになるのかどうか。


「軍隊を装備するから戦争を呼び込んでしまう」
という言い方をすることがあります。

戦争の勃発の要因や結果は、政治的な要素などが多々あり、
武器の有無、軍隊の装備の有無ではないと思います。

「備えあれば憂いなし」のはずですが、
「備えるから憂う」ことになると考える日本人は多いようです。

これが少しでも理解できるのは日本人だけです。

意識していなくてコトダマを体で理解しているのです。

軍備という原因→有事が生じるという結果を招く
というコトダマですね。

今の時代も言霊は確実に生きてます。

よく自宅に堅固なセキュリティシステムを設けたりします。

強盗や野獣のような凶暴者から、
財産や身を守ったりするためです。

いろんなメーカーが泥棒や侵入者の心理を研究した
すばらしいものがたくさんあります。

メーカーも、設置して備える国民も、
危機管理を十分意識していると思います。

昔と違って、たくさんの凶悪犯罪が存在するという現実
を前提にしています。

「セキュリティシステムというものが泥棒が入るという結果を呼び込む」
とは思わないです。

ところが、日本では国家レベルの警備には応用できない話なのです。

現実に凶暴な国家、身の危険を感じる国家があると思っていないか、
思っていても、備えることには抵抗を感じるのでしょう。

国家というレベルで考えると、きな臭く感じるようです。


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日本では、言霊によって、“人”が、
天地や怨霊やまつりごと(政治)を変えたり、
鎮めようとしてきました。

西洋から見ればこれは人間の驕りであるようです。

西洋では、神託の力で人を動かす、すばらしい芸術を創造する
ということのようです。

Oracleというデータベース管理の
コンピュータソフトは有名ですね。

神託や託宣(たくせん)という意味です。

神がかりなどを仲立ちとして、
その考えやパワーで一気に芸術家するような。

上から下へ降りてくるイメージ。

逆に言霊は、下(人)から上(神、宇宙)へ
パワーを送る(コトアゲ)イメージです。

西洋社会の根底には、キリストの教えがあって、
広く倫理の規範になるものがあるので、
ある意味では謙虚であるようにも思えます。

ちなみに、基本的人権という権利は、
王様などより高い権威に位置する“神”が保証するもので、
人を裁くのは人ではなく神だという
ことから来ている宗教めいた言葉です。

一般に日本人が解釈している
法律による権利保護されたもののとは、
本来の意味は異なるのです。


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律外の官とは、大宝律令に規定されていない官職のことで、
検非違使という存在がそうだったようです。

現代の憲法とは異なりますが、国の基本となる法律です。

平安時代には朝廷は、検非違使という存在を除いて、
軍隊というものを廃してしまったようです。

現代でも、日本国憲法という基本法には規定されていないですが、
軍隊は存在します。

ある(存在する)けど、(活字としては)ないことになっている。

憲法と自衛隊法という関係。

同じように、
大宝律令と御成敗式目、大宝律令と建武式目、大宝律令と武家諸法度
などの関係があったようです。

そういう意味で日本は昔から同じなのです。

朝廷側はあくまで基本法には定めたくなくて、
「無い」ことにしています。

昔から基本法という文書から抹殺しておけば、
実態(戦争)が消える、あるいは、起こらない
という妄想と願望があるのでしょうか。

自衛隊という言葉も言霊によるまやかしですね。

実態は「軍隊(force)」そのもです。

逆に文書にうまく表現して載せれば、実現したと思うようです。

経済白書、○○白書、大本営発表、経済月例報告、・・・

予測と称して実は希望というものが多いようです。

つまり、言霊でその気になっているのです。


言霊というのはまったく非科学的なことですが、
言葉や文字には霊的なものが宿ると考えることです。

霊的なものが、実際に存在するかどうかは問題ではないようです。

日常の会話で、例えば、いやな学校の遠足前日に、

A君:「明日雨が降ってくれたらなー」

(翌朝ホントに雨になる)

B君:「「おまえが雨が降ればいい」って言ったから雨が降った
じゃないか」
         ・
         ・
         ・
楽しみにしていた他の子供達もうなずきます。

うなずく日本人というは、よく考えると不思議です。

日本以外の国の人は、そんな非科学的なことにうなずきません。

言霊なんて分かりません。信じません。

まずいこと、あってほしくないことを口にするのは良くはないと
多くの日本人は思っているのではないでしょうか。

脳に夢を“映像化”すると実現しやすいとよく言われます。

成功哲学です。

“口(言葉・活字)にする”のはよくないとか、
逆に口にして唱えれば実現するという成功哲学は、
日本独特ではないでしょうか。

ちなみに、天気は単に気圧の変化による事象ですね。


言霊(コトダマ)という言葉があります。

言葉というものが、
実際に起こる事実とシンクロナイズすると“信じる”考え方です。

声に出した言葉が現実の事象に対して、
何らかの影響を与えると信じられ、
良い言葉を発するとよいことが起こり、
不吉な言葉を発すると凶事がおこるとされたのです。

古代においては、「言」と「事」が同一の概念でした。

言葉を発することや文字に表すことは事挙げ(コトアゲ)といい、
その結果としてある現実の事象となるということです。


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