怨霊信仰
武士は戦場に出る時は、鎧の下は白装束を身に着けます。
白は決死の覚悟で戦いに望む意味です。
少し前、カラー柔道着のことで、
日本の柔道連盟は国際柔道連盟にずいぶん抵抗しました。
柔道着の白は白装束の意味だったのです。
戦では、首を取ったり、命を取るのが目的と言われますが、
実際には、殺さずに人質として捕らえる場合が多かったようです。
理由のひとつは、人質にすれば身代金がもらえるため。
もうひとつは、殺してしまうと怨念を持たれて、
怨念をもたれるからなのです。
戦場でさえもそんなことを考えて、
殺さないというのは意外なような気もしますが、
よく考えると、やはり日本人なのですね。
怨霊というものが、実際に“ある・ない”ではなく、
怨霊を生むと“信じられていた”ことは間違いないようです。
仇討ちのためにつけ回されもするから
という理由もあるとか。
やはり日本史のキーワード、怨霊、怨念が、
戦場の生け捕りの心理にも生きてます。
いろんな意味があって、
生け捕りにするのが一番賢いやり方だったのでしょう。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 14【Video★アニメ】
判官というのは、源義経の冠位であり、検非違使の別称です。
今日では、立場の弱いものを応援したくなる心情といった
意味合いで使われます。
この立場の弱い対象が源頼朝に対する源義経だったのです。
義経伝説とは?
当時のアイドル的存在だった義経が、
兄頼頼に撃たれたことになっています。
しかし義経が死んだことにしない。
つまり生きていることにすると思い込むことによって怨霊鎮魂する。
この方法は菅原道真などと違い、
アイドル的な広く大衆に愛された義経だからでしょうか?
怨霊を発生させない鉄則は、
・殺さないこと。
・特に罪なくして憤死した場合は鎮魂すること。
以上の鉄則からしても、義経は死ななかったことにしたい
特に東北の方の思いは強いようです。
戦後の間違った民主主義と平等意識で、
勝ち組みを良しとしない傾向があります。
競争そのものが良くないという価値観もあります。
弱い者にも均等のチャンスというなら分かるけど、
弱いと言われるものもできるだけ勝つべきだ
なんていうのは間違った平等主義。
運動会でみんなで手をつないでゴールイン!!
という幼稚園が近年流行ったそうですが、世も末です。
日本は間違った平等意識を主張する方がいます。
全て横一線でないとまずいと勘違いしています。
これは、“平等主義”でなく“均等主義”です。
機会は均等でないとまずいですが。
結果までも平準化してしまうのは違います。
判官贔屓は、弱いものにも勝たせたい、
花を持たせたいバランス感覚で一種の優しさだとは思います。
しかし、これと平等主義とは異なるのです。
98cmジャンボ凧A(義経)
義経ジンギスカン 味付けラム【122】
歌舞伎名作撰 義経千本桜 渡海屋・大物浦
靖国問題って、他国が言わなくても起こりえた問題でしょうか。
近隣諸国が文句言わなくても、
いずれ内部から沸々と沸き出でた問題となったでしょうか。
そうは思えません。
元々問題などなかったのです。
すでにA級戦犯を国民が許しているとも言える
深層心理が存在すると思います。
近隣諸国が納得しないことにビクビクしているだけ。
それは、わが国古来の怨霊信仰に根ざしていると思います。
責任を追求し、死んでもらうことになっても、
怨霊だけはいやなので、鎮魂してあげるのです。
果ては、御霊にでもなってもらう、これが日本なのです。
死んだ人、ドロップアウトした人、政争に負けた人、
ビジネスに負けた人に対して、日本では徹底的に苦しめることはしません。
死んだ人にムチを打つことを好みません。
そういう死生観から来る感情ももちろんあります。
しかし、怨霊鎮魂というものがその本質にあるはずです。
日本は、古来よりそういう鎮魂を幾度となくしてきたのです。
彼らだけを戦犯とし、残りの日本人が平和の豊かさを享受する。
平和や豊かさが浸透すればするほど、
彼らの恨みや怨念、祟りは余計恐ろしいものに膨れ上がります。
A級戦犯の彼らの死が絞首刑という非業の死。
それも、彼らを恐ろしい怨霊にさせかねない恐怖があります。
靖国問題をどうするかというテーマではなく、
そこに日本固有の怨霊信仰がどうしても絡むということです。
分祀も含めたいろんな解決法を考える時、
最後の最後に“怨霊”というものを意識せずに、
検討できる日本人はいるのでしょうか。
自分は意識しなくても、
怨霊を意識する国民感情を無視できないと思います。
彼らの死は、私たち国民や天皇が、
自らの責任を減ずるかわりに受諾した死でもあるからです。
首相の靖国神社参拝は当然です!
天皇と東条英機の苦悩
東京裁判がよくわかる本
〈すっきりわかる〉「靖国神社」問題
怨霊の仕業と信じた、あるいは、
怨霊による祟りを恐れたための怨霊封じの例(9)
何故、当時の実質権力者の藤原家が、
政敵の源氏が帝になる源氏物語に目をつぶって、
編集を許したのでしょうか?
実は反対だからなのでしょう。
現実の世界には藤原家がいて、
物語の世界つまりこの世でない世界で、
源氏を活躍させることによる一種の鎮魂でしょう。
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怨霊の仕業と信じた、あるいは、
怨霊による祟りを恐れたための怨霊封じの例(7)
源氏が奥州藤原氏を滅亡した後、
何故金色堂(こんじきどう)を残す必要があったのか?
取り壊すなり金を溶かして持ち帰るなりせずに。
平泉の世紀
中尊寺千二百年の真実
怨霊の仕業と信じた、あるいは、
怨霊による祟りを恐れたための怨霊封じの例(6)
金閣寺の周りの他の建物は、
全て義満の息子に取り壊されたのに、
なぜ金閣寺だけは残ったのでしょうか。
残す理由、壊してはいけない理由がある→残すことで鎮魂?
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